蓮と生きる

蓮を育てることを楽しんでいます

生蓮寺蓮と桃姫

ご存知の方には説明不要ですが生蓮寺さんで生まれた蓮は3つあります

「生蓮寺蓮」「生蓮寺華蓮」「桃姫」の3種類です

生蓮寺蓮

生蓮寺華蓮

桃姫

「生蓮寺蓮」と「桃姫」は生蓮寺さんの遅咲き白一重品種の「生蓮寺白彼岸」という品種の特性を、「生蓮寺華蓮」は「マムカラ」という品種の特性を受け継いでいるため、花期が長いという品種になります(この辺の詳しい説明は「五感で楽しむ蓮図鑑」に載っています)

生蓮寺華蓮は昨年お迎えさせて頂いていたのですが今年は桃姫と生蓮寺蓮をお迎えさせて頂きました

この2品種を育てていて感じたことをまとめてみたいと思います

 

まず生蓮寺蓮ですが、生育速度が普通の蓮より若干遅く感じました

それと日照時間が足りないと生育が悪くなるようで、一度置き場所を変えることがありました

最初配置していた場所では午後からあまり陽射しが当たらないようでしたので、日没まで日が当たる場所に移動したところとても調子よくなりました

 

桃姫ですが、こちらは生蓮寺蓮より春先の芽吹きが遅い感じです

ただし、暖かくなって成長が始まるとあっという間に葉を出してくれました

勢いでは生蓮寺蓮より旺盛で、普通の蓮くらいです

日照の方は生蓮寺蓮ほどデリケートではないようです

 

2種の草丈は生蓮寺蓮<桃姫といったところでしょうか?

3種比較ですと生蓮寺華蓮が一番大きくなりますね

桃姫は名前から小型と思ってしまいますが結構大きくなります

 

それと、育てる容器ですが生蓮寺華蓮はプラスチック容器でも問題ないようですが桃姫、生蓮寺蓮は陶器の保温性がある鉢の方が良いかもしれません

理由に関しても前述の書籍を読めばわかると思います

あと、今年桃姫を頂いた時の事ですが蓮根が壊滅状態だったという点です

(経緯は端折りますが桃姫の無事な蓮根を探す事態となっていました)

今年は大寒波だったわけですが、どうやらある程度寒さに耐性があるとはいえダメージが大きかったようです

こういった点を踏まえて生蓮寺蓮、桃姫は厳寒には警戒したほうが良さそうです

尚、生蓮寺華蓮は我が家でプラスチック容器で大寒波を乗り切りましたのである程度大丈夫だと思います

豪雪地帯では分かりませんが